考え方のバランスをとることで心を整える

2020年11月23日

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家族と顔を合わせると、イライラする。

仕事が嫌で、辞めてしまいたい。

そんなときに、役に立つのが、「考え方のバランスをとる」というやり方です。

今回は、考え方のバランスをとることで、心を整える方法についてお伝えします。

 

「考え方のバランスをとる」ための手順

 

イライラするときに、頭の中に浮かぶ「考え」は、間違ってはいません。

ただ、かたよっているのです。

 

イライラするときは、出来事の「マイナスの部分」ばかりに、目がいっています。

同じ出来事の「プラスの部分」にも、目を向けていくと、プラスマイナスゼロに!

頭の中のバランスがとれると、気持ちが穏やかになっていきます。

 

「考え方のバランスをとる」ための手順は、とてもシンプル。

①ある出来事から、今、感じている「マイナスの部分」を、ピックアップする。

②ある出来事によって、自分が得ている「プラスの部分」を、「マイナスの部分」と同じ分だけピックアップする。

これだけです。

 

ただ、頭の中が、ネガティブな感情を引き起こす「考え」でいっぱいだと、出来事の「プラスの部分」を見ることができません。

出来事の「プラスの部分」を見る「ゆとり」がないからです。

そんなときは、ネガティブな感情を引き起こす「考え」を、別なものに置きかえて、まずは、「頭の中を静かにする」のがおススメです

 

頭の中を静かにする方法は、こちら。

人生プラスマイナスゼロ

 

人生プラスマイナスゼロ。

その考えが、ストンと腑に落ちた最初のきっかけは、ほんの些細なことでした。

 

仕事の帰り道、電車がとまってしまい、ぐる~っと、うかいして、帰らなければならなくなりました。

帰ったら、息子の夕飯を作らないといけないのに、30分もよけいに時間がかかってしまった。

ホントに、ついてない…。

ため息をついたとき。

 

頭の中に「人生プラスマイナスゼロ」という言葉が浮かびました。

「はあ!? プラスなんてあるの!?」

訳が分からないことを思う自分に、さらに、ため息が出ました。

 

いつもは降りない駅で、電車を乗り換えることになり、駅の構内にあるパン屋の前を通ったら。

私の大好きなパンが、半額で売っている!

おいしいけど、ちょっと高いパン。

もちろん、すぐに買いました。

そして、「あれ?これって、人生プラスマイナスゼロ、ってこと?」。

 

ジョン・F・ディマティーニの書籍を読んで、考え方のバランスをとることが、精神的な安定に大切だという知識はありました。

※「世界はバランスでできている!」(2011)ジョン・F・ディマティーニ(著) 岩元貴久(訳) フォレスト出版

 

でも、自分の腑に落ちてから、「この考えは面白い」と思い、いろいろな事柄に、「人生プラスマイナスゼロ」をあてはめてみました。

 

自分の実力不足を痛感して、退職した職場について。

 

「マイナスの部分」

  • 同僚から、「心理カウンセラーに向いていないから、別な仕事を探してほしい」と言われた。
  • 同僚が、私と、口を聞いてくれなくなった。
  • 私の仕事ぶりに、職場のほかの人も、ため息をつく、嫌な顔をするようになった。
  • 管理職から、専門家として、ちゃんとするよう注意を受けた。

 

「プラスの部分」

  • けなされても、心理カウンセラーとして、頑張っていきたい自分がいることを、知った。
  • 自分のいたらなさを知り、さらなる学びを続ける意欲がわいた。
  • 自分には、発達の凸凹(診断はつかないまでも、発達障害の特徴をもっている)があることに気づいた。
  • 能力開発、自己啓発に、かなりの力を注いで取り組むようになり、世界が広がった。

 

「マイナスの部分」と同じ分だけの「プラスの部分」を見つけると、自分に対する情けなさが、す~っとなくなりました。

逆に、「自分をよりよくするための試練を与えてもらった」と、かつての職場の人たちに対する感謝が、わいてきたのです。

 

「プラスの部分」が見つからないときの工夫

 

夫の顔を見るたびに、イライラしていた私は、早速、夫との結婚に対しても、「マイナスの部分」、「プラスの部分」を見ようとしました。

ところが・・・。

 

どんなに頭をひねっても、「プラスの部分」が、出てこない!

「マイナスの部分」は、いくらでも出てくるのに…。

逆に、「夫のために、なんで、こんなに、頭をひねらないといけないんだ!」と怒りすら、わいてきます。

 

ほかの出来事だと、「プラスの部分」が見えてくるのに、夫に対してだけ、ダメなのは、どうしてだろう?

考えた結果、「夫にされた嫌なことを、くり返し、くり返し、思い出しているせいだな」、と。

 

夫とは、結婚して以来、経済的な価値観の違いで、何度もケンカをしてきました。

お金のことが話題になるたび、「あのときに、あんなヒドイことをされた!」と、以前にあったことを思い出してしまう。

 

だったら、夫に対するのろいのような言葉を、頭の中で考えるのをやめてみよう。

 

それで、ネガティブな「考え」が、自然に頭に浮かぶ時間帯に、「慈悲の瞑想」を唱えることにしました。

ネガティブな「考え」が、頭の中を占める時間が減ると、少しずつ、気持ちにゆとりが出ていく

夫の顔を見ると、イライラするというレベルが、だんだん下がっていきました。

 

「慈悲の瞑想」を唱えはじめて、4ヶ月が経った頃。

ためしに、「夫との結婚」に対して、「マイナスの部分」「プラスの部分」を、見てみることにしました。

 

「マイナスの部分」

  • お金での苦労がたえず、小さい息子を保育園に預けて、仕事をしなければならなかった。
  • 私のペースや考えが、夫にないがしろにされる。
  • 私が何を言っても、なかなか夫に響かない。
  • 私だけに、重労働が強いられる(仕事、家事、育児)。

 

「プラスの部分」

  • 仕事を続けたお陰で、私にも、ある程度の収入があり、夫に何があっても、大丈夫。
  • 仕事を続けたお陰で、職場で厳しい現実にさらされ、学びを得ようと必死になったため、「ハコミセラピー」と運命的な出会いを果たした。
  • ハッキリ言わないと理解してもらえないので、コミュニケーションの訓練になった。
  • 息子を授かった。

 

「プラスの部分」を見つけることができたら、「夫との結婚」に対しても、「まあ、いいか」と思えるようになりました。

どちらかというと、「夫のことが、大キライなままでいいんだ」と開き直ったような心境に…。

 

※夫に対して開き直った心境になったら楽になったという記事は、こちら。

 

 

今回は、「考え方のバランスをとることで心を整える」ということについて、お伝えしました。

考え方のバランスをとると、怒りを含めた激しい感情が、少しやわらぎます。

日常生活を送るレベルには、心を整えることができますので、おススメです。

ツライ気持ちは、時間があるときに、そっと手当てしてあげましょう。

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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