ネガティブな「感情」を扱うときの注意点

2020年9月7日

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ネガティブな「感情」に寄りそうことは、ハイリスク・ハイリターンです。

 

ネガティブな「感情」に、うまく寄りそうことができれば、気持ちが驚くほどに整います。

様々な工夫を施せば、自分一人でも、ネガティブな「感情」に寄りそうことができ、気持ちが整います。

 

ところが、激しい「感情」に振り回されているようなとき。

激しい「感情」を、一人で扱おうとすると、よけいに苦しくなります。

 

そのため、ネガティブな「感情」を扱うときには、注意が必要です。

 

一人でネガティブな「感情」を扱うときに、注意が必要なのは、大きく分けて、次の2つの場合。

①「考え」が、邪魔をする。

②「感情」が、強すぎる。

 

それぞれについて、注意点と対処法を、お伝えします。

「考え」が、邪魔をする

ネガティブな「感情」が起こったときに、その「感情」を否定するような「考え」が現れる。

そんなときに、一人でネガティブな「感情」を扱うことは、要注意です

 

たとえば、こんな「考え」が浮かぶ、とか。

  • 悲しいなんて思うのは、弱い証拠だ。
  • 自分の気持ちを、自力で解消できないなんて、情けない。
  • 悲しいなんて思ってるひまがあったら、別なことをしたらいい。
  • ほかの人は、もっと速く気持ちを切りかえているのに…。
  • 周りを心配させるから、悲しい顔をしてはいけない。

 

「考え」が、ネガティブな「感情」を刺激し、よけいにイライラします。

ネガティブな「感情」に寄りそおうとしても、「考え」邪魔するので、うまくいきません

 

「考え」が出てくるあなたは、まず、「考え方のクセ」を知る頭の中を静かにする「考え方」のバランスを整える、といった方法を実践しましょう。

 

「考え」は、「考える脳(大脳新皮質)」で生まれ、「感情」は、「感じる脳(大脳辺縁系)」で生まれます。

「感情」のほうが、本能に近いので、扱うのが大変

でも、「考え」は、工夫をすれば、「感情」よりは、関わりやすいのです。

 

一人でネガティブな「感情」に寄りそうのは、「考え」が、味方についてからにしましょう。

 

「感情」が、強すぎる

激しい「感情」が、心の中で渦を巻いている場合、一人で「感情」を扱うことは、危険です

 

激しい「感情」を扱うのは、野生の動物を飼いならすことと、同じです。

私の場合は、野生の猛獣でしたので、自分の「感情」には、ずいぶんと振り回されました。

 

野生の猛獣のような、強すぎる「感情」を扱うことに、慣れていない場合。

一人で「感情」に寄りそうことは、要注意です

 

ネガティブな「感情」が、強すぎる場合。

ネガティブな「感情」に寄りそうのではなく、「考え方のクセ」を知る頭の中を静かにする「考え方」のバランスを整える、といった方法を、地道に実践しましょう。

それだけでも、随分と、気持ちが整っていきます。

それに、「考え」が、自分の味方になってくれると、いざ、激しい「感情」に寄りそうときに、ずいぶんと扱いやすくなります。

 

激しい「感情」は、「小さいときの嘆き」から出ています。

小さなころに、傷つく体験をして、どうすることもできなかった、深い深い悲しみ

一般的に、「トラウマ」とも言われています。

 

ネガティブな「感情」を一人で扱うためには、自分の中に、「味方」を増やさないといけません。

 

「感情」を一緒に扱ってくれる人を、探す

一人でネガティブな「感情」に寄りそうのは、難しい。

でも、ネガティブな「感情」に、きちんと向き合わないと、これ以上の進歩がない。

 

そう思うなら、「感情」に一緒に寄りそってくれる人、がいる場所を探しましょう

心理カウンセリング、自分と同じ悩みをもつひとのグループ、など。

 

2015年の秋、「何かが足りない」と思っていた私は、ハコミ・セラピーのグループに参加しました。

「感情」を出してもいい場所だと分かると、私の「感情」は、噴出!

ただ、それまでに、自分の「考え方のクセ」などを把握し、「考え」を自分の味方につけていたせいか、「感情」の動きを、冷静に見ることができる私もいました。

 

グループのメンバーは、何度も何度も、私の「感情」に寄りそってくれました。

すると、猛獣のような「感情」は、だんだん扱われることに慣れていきます。

私も、猛獣のような「感情」の扱いかたが、だんだん分かっていきます。

そのうち、自分一人でも、「感情」に、寄りそうことができるようになりました。

 

寄りそうことが、一番難しいけれど、寄りそうことが、一番肝心なのが、ネガティブな「感情」

あきらめなければ、「感情」に寄りそうことができます。

そして、気持ちを整え、自分らしく生きることができます。

まずは、今の自分がやれることから、1つずつ、始めてみましょう。

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