再度「ストレングス・ファインダー」のコーチングを受けたら自己理解がぐんと深まった

2020年10月5日

「ストレングス・ファインダー」は、アメリカ最大の調査会社ギャラップ社(GALLUP)が開発した、「才能診断」ツールです。

既に、「ストレングス・ファインダー」のテストを受け、コーチングまで受けた私。

でも、さらなるプラスアルファがほしくて、今度は、しずかみちこさん(Gallup認定ストレングスコーチ)のコーチングを受けました。

今回は、しずかさんのコーチングを受けて、自分への理解がぐんと深まったうえに、暴走する資質のケアが大切だと再認識したことについて、お伝えします。

 

「そもそも、ストレングス・ファインダーって何?」というあなたは、こちらの記事をどうぞ。


しずかみちこさんのコーチングを受けた理由

 

2019年の12月に、「ストレングス・ファインダー」のテストを受けた私。

自分の「才能」を「強み」に育てたいと考え、2020年1~3月に、45分×6回(隔週)のコーチングを受けました。

 

仕事で困っていることについて、具体的な解決策を見いだすことができ、大満足。

そして、Gallup認定ストレングスコーチの資格を取りたいと思うようになったのです。

 

コーチングを受けた体験記は、こちら。


 

でも、資格取得のための4.5日研修コース(Accelerated Strengths Coaching)を受講する前に、ブログで、「ストレングス・ファインダー」の資質をまとめたり、コーチングの体験記を書いたりするうちに、気づいてしまったのです。

 

自分の資質をきちんと理解していないし、そもそも、自分の資質が好きじゃない。

今後について、もっと具体的な展望もほしい。

じゃあ、もう一度、コーチングを受けたらいいじゃない!

 

そのとき、頭の中にひらめいたのが、Gallup認定ストレングスコーチのしずかみちこさん

「自分の心を殺してはいけない」というブログを主催しています。

 

しずかさんのブログには、「ストレングス・ファインダー」の活用や、それぞれの資質について、「なるほど~」と、うなってしまうような記事がたくさん。

それに加え、しずかさんが、ネガティブな感情を生み出す「思い込み(ビリーフ)」に気づき、自分らしさを見いだしていくというプロセスに、心がふるえました。

心の痛みが分かる人だったら、私のことを理解してくれるかもしれないと思ったのです。

 

※「資質」とは、「才能」の集まりで、「強み」のもとです。

しずかみちこさんのコーチングは刺激的だった

資質についての理解をじっくりと深める

本当は、しずかみちこさんご本人にお会いしたかったのですが、私のスケジュールの都合で、Zoomでのコーチングに。

まず、コーチングを受ける理由と目的について、お伝えしました。

 

ちなみに、コーチングを受ける目的。

  • 将来的に、Gallup認定ストレングスコーチと、ハコミ認定セラピストの資格をとり、個人で事業を展開していきたい。
  • その準備として、ブログを始めたが、読んでくれる人がほとんどいないので、へこたれている。
  • 今後、自分の資質を活かしてどうすればいいか。

 

次に、1~12番目までの資質について、しずかさんオリジナルの説明書を見ながら、資質についての理解をじっくりと深めていきます。

私は、自分の上位資質(スマホだったら、常に立ち上がっているアプリのようなもの)は、10番目までだと思っていたのですが、しずかさんは、「12番目まで」と指摘。

中位資質(スマホだったら、アプリは存在しており、立ち上げようと思えば、使えるもの)は、13~24番目。

25~34番目の下位資質(スマホだったら、アプリすら存在しない)は、使わずに済ませるがいいとのこと。

 

「資質のポジショニングの図」は納得の嵐

 

資質についての理解を深めたあと、しずかさんが作成された「資質のポジショニングの図」を見せていただいたのですが、衝撃が走りました。

 

分かる!

分かるわ!

この流れ!

 

「資質のポジショニングの図」は、「上位資質を強みとして使うための流れ」とも言えます。

私の調子がいいときは、まさに、この流れですべての物事がおこなわれていきます。

資質が上位から順に並んでいるのではないことも、面白い。

 

「学習欲」→「戦略性」までが、「感じとる・考える」といった流れ。

新しい知識や技術を学ぶとき、仕事で心理カウンセリングをおこなうときは、この流れを踏んでいます。

 

「戦略性」で、どのように動くか考えたあと、「人と関わる」、「行動する」に枝分かれ。

 

「個別化」→「成長促進」が、「人と関わる」といった流れ。

プライベートの人間関係(友だちや息子との関係)でもそうですが、何より、心理カウンセリングをおこなうときに、この流れはフルに使われています。

 

「最上志向」→「達成欲」が、「行動する」といった流れ。

仕事ではもちろんですが、「心軽やかな日々を送る」という目的に向かって、この流れはフル稼働しています。

 

「自我」が出しゃばっている

「資質のポジショニングの図」には登場しないのが、「自我(8番目)」の資質。

 

しずかさんによると、

  • 本来は、中位資質(使おうと思えば使えるが、常に働いているわけではない資質)。
  • 呼んでないのに出しゃばっている。
  • フル稼働させなくてOK。

 

思い当たる!

 

基本的には、「資質のポジショニングの図」の通りに資質が働いているのですが、「自我」が騒ぎ出すと、ほかの資質の働きがさえぎられ、機能不全に陥ります。

 

「自我」は、「ほかの人たちから、重要な人間と見られたい」と願う資質。

でも、私の場合、「自我」の資質が、未成熟(未開発)なうえ、強く働きすぎるので、思い通りに事が運ばないと、「私はだれからも認められない!ダメな人間なんだ!」と、暴走するのです。

 

コーチングで今後についての指針をもらえた

 

資質を活用したブログの書きかた・情報の流しかた

ブログについて、しずかさんからの助言。

 

  • 「共感性」「内省」があるので、ブログの記事は、自分が面白いと思ったことが、自分のものになってから、相手に提供するといい。ただの情報提供は向かない。
  • 「親密性」は、だれでもOKというより、同じようなタイプを求める。同じようなタイプは、みんなの輪に入れないことが多いので、そうした人たちにブログを読んでもらうために、FacebookやTwitterで新着記事の情報を流すといい。

 

ブログだけでなく、FacebookやTwitterにも手を伸ばそうとすると、「自我」が、「情報を流しても、私の書くものなんて、だれも目にとめてくれない!」と、ものすごい勢いで嘆き出します。

でも、同じようなタイプの人に届けるために、「自我」の暴走に振り回されながらも、FacebookとTwitterで新着記事を流すことにしました。

 

資質を活用した判断力の高めかた

コーチングの目的には、なかったのですが、「失言などをする判断力のなさ」についても相談しました。

私自身、自己確信(25番目)など、判断力をつかさどる資質に欠けているからです。

 

しずかさんは、即座に、「共感性が上位にある人は、直感で判断できる。感情表現ができるような場をもつと、直感がさえる」とのこと。

 

たしかに、直感で「これ!」と思ったことは、後から実りが多い。

 

感情表現に関して、「夫に対して腹が立ったときに、ひどい言葉を投げつけて怒ったり、泣きわめいたりするようになったら、心軽やかな日々が送れるようになったのですが、それでいいのでしょうか?」と尋ねると、「悪くはないですが、ご主人に、感情表現が必要なタイプだと、事前に伝えておきましょう」と言われてしまった…。

 

でも、自分の「強み」を活かせば、足りない資質をカバーできることを知りました。

 

「自我=心の傷」を癒すことに間違いはなかったと確信

「自我」は、私の心の傷。

傷ついたインナーチャイルド、そのものです。

思った通りにならないと、「やっぱり私は要らない子!=思い込み(ビリーフ)と、激しく嘆き悲しみ、ほかの資質の働きを邪魔します。

 

しずかさんは、おっしゃいました。

  • トラウマ、心の傷、思い込み(ビリーフ)といったものが、資質を暴走させてしまうことは、とてもよくある。
  • トラウマや心の傷は、親や世間といった自分以外の人の価値観に、無理に自分を合わせた過程で生まれるもの。
  • 他の人の価値観に自分を合わせようとするときには、自分の資質を本来の形ではなく、ねじ曲げて他の人の価値観に合わせていくため、歪みが生まれて暴走してしまう。
  • 「自我」が顔を出したら、「あなたが頑張ったから、幼い私は生き延びられたよ、ありがとう。でも、あなたはもうそんなに頑張らなくて良いんだよ。もう大丈夫だよ」と声をかけてあげると、落ち着いてくるはず。

 

納得!

 

これまで、私は、「ハコミセラピー(心と身体の両方に働きかけるセラピー)」のグループワークに参加し、「自我」の部分を癒してきました。

「自我」の部分の頑張りをねぎらったり、ネガティブな感情を受け入れたり、幼いときに経験できなかった体験を与えたり。

日常生活でも、「自我」が暴走して、手がつけられないときは、「収集心」がストックした呼吸法、マインドフルネス慈悲の瞑想をしたり、「運命思考」で説きふせたりしています。

 

そのことをしずかさんに伝えたら、

  • 資質がタッグを組んでいて、とてもいい。
  • 周りの資質がそれぞれの強みを活かして、特定の資質の暴走をなだめることは、とても理想の状態。

とおっしゃってくださり、「方向性は間違っていない」と認めてもらえたようで、うれしくなりました。

 

そして、私の場合、自分の資質を強みとして使っていくには、暴走する「自我」をしずめていくことがキモであると、確信したのです。

 

 

しずかみちこさんのコーチングを受けて、自分の資質が好きになったうえに、うまくいかないときには「自我」が暴走していることを再認識し、「自我」の暴走をゆるめていく取り組みは間違っていないという確信をいただきました。

 

ブログ、Facebook、Twitterに関しては、正直、「自我」がザワザワと騒ぎ、不安だらけです。

でも、私の生活にいきなり入り込んできた、この3つの新しい要素は、「自我」の暴走にさらに取り組むための試練ではないかしら。

 

しずかさんのコーチングは、奥が深くて、とてもためになりました。

私も、私なりのGallup認定ストレングスコーチを目指して頑張ります。

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。